真珠(ネックレス,ピアス,指輪)専門店 志摩山本真珠 伊勢志摩から海の宝石「真珠(パール)」をお届け致します。

花珠真珠とは 〜真珠の頂点 最高品質の花珠〜

花珠真珠とは
花珠真珠はあこや真珠の中でも最上級のクオリティ(品質)のもののみに与えられる
称号です。すべての真珠の中から数百個に1個といった大変貴重な真珠です。
この花珠真珠として認められるためには、いくつかの項目をすべて最高ランクで
クリア
しなくてはなりません。

「巻き」・「形」・「光沢(てり)」・「キズ」、ネックレスにはさらに 「仕上げ(連相)」が加わり、
合計5つの基準で判断されます。これらすべての項目で、最高ランクを取得したもののみが
「花珠」として認められるのです。

ただ、「花珠真珠」も一つの基準であり、その基準をクリアしたものはすべて「花珠真珠」として認められます。
そのため、「花珠真珠」の中でも基準ラインギリギリのものから、更にクオリティ(品質)の高いものまで含まれます。

同じように「花珠真珠」として鑑別書が付属する形で販売されているネックレスであっても、そのクオリティ(品質)は様々ということになります。 当然の事ながら、高品質であればある程、お値段はそれに比例して高くなります。 また、真珠の中には「花珠真珠」まで「あと一歩」といった真珠もあります。そういったものは、「花珠真珠に準じます」という表記になり、「準花珠真珠」として鑑別書が発行されています。


「準花珠真珠」は、「キズ」が花珠真珠の基準に比べてわずかに多いものや、連相(ネックレスに使用されている真珠の色の統一具合)によって判断されます。準花珠真珠でも、巻き・形・照りにおいては花珠真珠と同等クラスですので、ご予算に応じて選ばれるのも良いかと思います。 ただ、「花珠真珠」と「準花珠真珠」では価格の差がかなりあります。商品を比較される際にはご覧になられている商品が「花珠」なのか 「準花珠」なのかをしっかりとご確認の上で比較して下さい。

花珠真珠とは 〜真珠の頂点 最高品質の花珠〜

花珠真珠の真珠鑑別書が発行されている中には、「花珠真珠」と「準花珠真珠」の2種類があると、ご説明致しましたが、真珠鑑別書自体は同じタイプのものになりますので、きちんと内容をご確認頂く必要があります。真珠総合研究所で発行されています鑑別書で実際に比較したものをご覧下さい。

1枚目の画像(上の画像)が「花珠真珠」、 2枚目(下の画像)が「準花珠真珠」の鑑別書になります。
真珠総合研究所 花珠真珠鑑別書
真珠総合研究所 準花珠鑑別書

若干、様式がことなりますが、「青の四角で囲まれた部分」「赤の四角で囲まれた部分」を良く 見比べてみてください。
「青の四角で囲まれた部分」
が1枚目の画像では「花珠真珠と認めます」と書かれていますが、2枚目の画像では「花珠真珠に準じます」と書かれています。 「赤の四角で囲まれた部分」が1枚目の画像では、すべて最高ランクの「T」になっていますが、2枚目の画像では、「きず」の項目が2番目の「U」のランクになっています。

「花珠真珠」の条件はすべての項目が最高ランク「T」であることが必須となりますので、一つでも「U」のランクがついているものは、「花珠真珠」として認められません。 また、すべてが最高ランクの「T」であるものでも、全体的なバランスを見て、花珠真珠と認められないものは、青の四角で囲まれた部分が「花珠真珠に準じます」または「花珠真珠の範疇と認めます」と書かれている場合があります。 これらは「準花珠真珠」となりますのでご注意下さい。